
穏やかないいお天気に… 先日残した道を走ってみようと… 10時すぎに家を出た。
やりたいことは…
(1)綱木~市野々~叶水
(2)市野々~県R15~沼沢 (冬季閉鎖道路)
(3)手ノ子~県R4~玉庭
(4)十四郷橋~県R8~川内戸(岳谷入口)
(5)道の駅たざわ~県R4~県R8~県R250~道の駅いいで
(6)健康の森横根… 冬、BCクロカンで遊べそうか?
(7)横根スキー場を登って、奥の旧ゲレンデ?の斜面の様子
まずは… <道の駅白い森おぐに> で、トイレ & おにぎり2個と玉コンニャク
隣接の横根スキー場を下から偵察… こうして見ると、ゲレンデトップまで、けっこう高さがある。
たぶん大汗をかくと思うので… 最後に登ってみることに。
<健康の森横根>も… 入るのに左折で楽な帰りに。
(1)前回走れなかった… 叶水(かのみず)から綱木箱口(つなきはこのくち)への道。
この道は横川に沿った道で、途中に横川ダムがある。
私の道路地図では、名前のない白い細い道… でも、バス路線ではあるようだ。
(1)と(2)をぐるりと回ろうと… 国R113を伊佐領(いさりょう)の先の綱木箱口で右折。
道路地図とは違い、けっこういい道… 横川ダムの建設に伴って、新しく作られた道なのだろう。
地図で見ると、停留所のある… 中ノ橋、木谷には… 西側の山から峠道の破線が降りてきている。
途中、ダムのそばに「きてくろ館」という施設があって、湖と紅葉で、景色もよさそうだったけど… パス。
更に進むと… 湖面の水位が低くなり… 湖底の一部が見えるというか… モンサンミッシェルみたい。(笑)
そして、T字路。 まずは、叶水の県R8にぶつかる所までを… と、右折。
すると、トンネルの手前に、景色のよさそうな展望駐車場があった。
<市野々イチョウ広場> という名前と、案内板。

そばに、『 ヘビに注意 』 の紙 @マムシとヤマカガシの大きな写真付き。
柵のところまで行ってみると… 河原に大きなイチョウの木…
真っ黄色のイチョウの葉が… 晩秋の穏やかな陽に… キラキラ♪

駐車場の横にある… 草の生えた階段を下りて、イチョウのそばまで行ってみれるようで…
階段を下りる時、ヘビが出るのかな? それとも、イチョウの周囲を散策中にヘビに出会う?
こんな碑も… 『 古里の碑 』

『 ふる里を偲ぶ 』 というパネルには…
今、目の前に見える山々や滝… 、平には、横川と田んぼと、集落の家々… が描かれ…
各家には、屋号と姓が記されている。
よく見ると… 飛泉寺やイチョウの木も描かれていますねえ。

パネルの下には… 『昭和42年羽越水害時の市野々の集落図』 というようなことが書かれ…
「そうか… 市野々の集落は、ダム建設にあたって、水没を余儀なくされたのか~」
この広場の、色々な案内を総合すると…
このイチョウの木は、集落の別の場所… に植わっていたのを、ここに移動したようで。
また、この市野々は… かつて、羽越街道の通り道にあったようで…
下の写真の、白い反射板の手前鞍部が黒沢峠だそうで… かのイザベラ・バードも歩いた道。
夏の渇水期には、湖底に橋が?現れ… 黒沢峠へ登れる?ようで。

綱木箱口からの道路は… このダム湖 (白い森おぐに湖)の右岸につけられている。


静けさと、あたたかい秋の陽の中に…
周囲の山々の紅葉と、青い水と、河原のモンサンミッシェルと、大イチョウ。
今調べたら… 昭和42年の羽越水害を契機に、<横川ダム> が建設されたそうで。
1987年着工… 2008年竣工
その工事に伴って水没したのが… この市野々の38戸だったそうで。
このイチョウは、飛泉寺の境内にあったそうで。
イチョウ広場と不動出生橋については… こちら。
暫くの時間をここで過ごして… トンネルを潜り、叶水の県R8との分岐まで行って… (1)は完了。
